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発光によるカラス対策の効果は? 琵琶湖のリゾートホテルのメガソーラー(page 3)

ホテルが見回りを担当、環境に配慮しフェンスは茶色に

2019/03/12 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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見回りはホテルに委託

 琵琶湖マリオットホテル、泉崎のゴルフ場跡の二つのメガソーラーとも、EPC(設計・調達・施工)サービスは、きんでんが担当した。PCSは、いずれも東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 太陽光パネルについては、琵琶湖マリオットホテルのメガソーラーについては、非公開。泉崎のゴルフ場跡は、国内メーカー製と海外メーカー製を併用している。

 琵琶湖マリオットホテルのメガソーラーの用地は、湖に近く、周囲は田畑に囲まれている。もともと平坦な土地のため、開発時に本格的な造成が不要で、施工費を抑えられる利点があった。ほぼ整地や雑草の除去などで済んだという。

 一方で、水はけが悪い土地のため、排水対策などを講じる必要があった。

 敷地内外には元々、数カ所の調整池が設けられていた。この池を、より効果的に使うために、新たに排水路を掘りめぐらせ、雨水を素早く排水できるようにした(図4)。

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図4●排水路と池
(出所:日経BP)
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 ただ、それでも雨の降った翌日などは、部分的に泥濘(ぬかるみ)になることがある。アレイ(太陽光パネルを架台に固定する単位)の間など、点検や巡視のために頻繁に歩く場所で、地面が泥濘になりやすい場所には、「飛び石」のようにコンクリートブロックやレンガなどを置き、足もとが濡れにくいように工夫している(図5)。

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図5●コンクリートブロックやレンガを飛び石のように使っている
(出所:日経BP)
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