「再エネ見学」のモデルルート

 小高地区3サイトのうちの2つは、スパークス・グループ傘下のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET、東京都港区)が開発企業となった。もう1サイトは、新昭和などが出資する合同会社が事業主体となる(関連記事:南相馬市の旧避難区域にメガソーラー着工、津波被災地を活用)。

 既に稼働した鹿島・原町地区の2サイト、そして、現在、建設の進んでいる小高区の3サイトを合わせると、南相馬市の沿岸には、合計で約200MWのメガソーラーと9.4MWのウインドファームが軒を連ね、全国有数の再エネ設備の集積地になる。

 南相馬市では、こうした沿岸の「特高メガソーラー」を核にした「再エネ見学」ツアーを提案しており、「再エネとりっぷ@南相馬」と題したパンフレットを作製し、広報に乗り出した。

 この冊子では、モデルルートとして、南相馬ICを起点に、道の駅、南相馬ソーラー・アグリパーク、原町シーサイドパーク、真野川漁港、真野右田海老太陽光発電所、山田神社などを経て、セデッテかしま(鹿島SA)に至るコースを推奨している(図5)。(図6

図5●環境教育の場として開設した「南相馬ソーラー・アグリパーク」のモニュメント
(出所:日経BP)
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図6●小学生によるメガソーラー見学の様子
(出所:あすびと福島)
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