オープンソースハードウエアなどを手掛けるTechShare(東京・江東、重光貴明社長)は中国Shenzhen Yuejiang Technologyが開発した小型ロボットアーム「DOBOT M1」の国内出荷を始めた。DOBOT M1は本体重量16kgと小型の4軸スカラー型ロボットアーム。TechShareが昨年から販売中の小型ロボットアーム「DOBOT Magician」の上位機種となる。

中国Shenzhen Yuejiang Technologyが開発した小型ロボットアーム「DOBOT M1」
(出所:TechShare)
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 従来品からペイロードを500gから3倍の1.5kg、繰り返し精度も0.2mmから10倍の0.02mmに引き上げた。標準小売価格は54万8000円(税抜)で「同種のロボットアームの中では圧倒的に安価」(TechShareの重光社長)という。工場ライン内のちょっとした作業などを任せる協働ロボット的な用途を狙う。

専用の簡単なビジュアル言語で動きをプログラミングできる
(出所:TechShare)
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 DOBOTシリーズはもともと教育用途を狙って開発されたロボットアームで、Windowsで動作する専用ソフト「DOBOT Studio」を使い、専用の簡単なビジュアル言語で初心者でも比較的簡単に動きをプログラミングできる。この一方でハンドティーチングやPython、Javaといった一般的なプログラミング言語を使った制御にも対応するなど柔軟性を兼ね備える。「価格が安いので現場スタッフ主導でDIY的にロボットを導入するといった使い方ができる」(重光社長)

 中国の開発元では約200日の連続運転テストなども実施しており、「続けて使っても繰り返し精度は落ちない。実験向けではなく、十分実用に使える耐久性を備えている」(重光社長)という。

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