マツダは2017年11月30日、中型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「CX-5」のフロントグリルに、塗装レス樹脂を採用すると発表した(図)。

 現行CX-5のフロントグリルは、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂に塗装をした製品である。「量産準備が整い次第、塗装品を塗装レス樹脂品に切り替える」(同社)という。CX-5以外の車種のフロントグリルについても、今回の塗装レス樹脂を順次採用していく予定である。

図 塗装レス樹脂を採用するCX-5のフロントグリル
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 同社は2015年に発売した小型スポーツカー「ロードスター」の内装意匠部品に、塗装レス樹脂を初めて採用。その後、北米向け大型SUV「CX-9」の内装意匠部品と外装意匠部品、セダン「アクセラ」と小型車「デミオ」の内装意匠部品、2016年12月に日本で発売した小型スポーツカー「ロードスターRF」の外装意匠部品にも採用した(関連記事:マツダ、ロードスターRFの外装部品に塗装レス樹脂を採用)

 これまでの車種では小型部品への適用にとどまっていたが、CX-5では複雑な形状の大型部品に適用範囲を広げた。材料自体と金型の改良によって成形性を向上させたことで、複雑で大型の部品が成形できるようになった。

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