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GHELIAの経営陣
左から取締役会長の北野宏明氏(ソニーCSl)、代表取締役社長の清水亮氏(UEI)、取締役の松本真尚氏(WiL)

 「今日皆さんにお話ししたいのは人類の進化についてです」。UEI、ソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)、米WiL社の3社が共同で設立した人工知能(AI)技術の合弁会社、GHELIA(ギリア)の設立発表会が2017年11月29日に東京都内で開かれた(発表資料)。同社の代表取締役社長に就任した清水亮氏から、開口一番、飛び出したのが冒頭の発言だ。

 同氏によれば人類の進化は道具の進化と捉えることができ、その最先端にあるコンピューターは、タブレットが登場した2010年以降、進歩が滞っている。そこで、今回の新会社が新しい方向性を打ち出すと宣言したわけである。その鍵を握るのが、現在の人工知能(AI)ブームの中核にある深層学習(ディープラーニング)であり、誰でも手軽に深層学習の恩恵を受けられる「ヒトとAIの共生社会」の実現を目指すという。

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ロングテールのユーザー層を狙う

誰でもAIを開発・利用・流通

 同社がまず手掛けるのは、誰でも簡単にAIを開発できるソフトウエア「GHELIA Studio」である。大企業やプログラマーといったAIに対して意識の高い人材ではなく、普通のビジネスマンや主婦など「ロングテール」のユーザーを対象とする。

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