ホンダは2017年11月1日、2017年度(2017年4月~2018年3月)の業績見通しを上方修正した。売上高は15兆500億円、営業利益は7450億円、税引前利益は9550億円、当期純利益は5850億円になると予想する。当初の予想に比べて売上高は5500億円、営業利益は200億円、税引前利益は550億円、純利益は400億円増える。

 業績の改善に大きく寄与するのは、四輪車の世界販売である。2017年度の世界販売台数は513万台と、当初に比べて5万台増やす。その内訳は中国が4万台、日本が1万台である。インドやベトナムにおける好調な二輪車の販売も、業績の改善に寄与する(図1)。

図1 2017年度通期の世界販売台数見通し
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 11月1日に会見した同社代表取締役副社長の倉石誠司氏は、中国ではセダン「シビック」の他、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「Avancier」や「UR-V」などの販売、日本では新型軽自動車「N-BOX」や新型セダン「シビック」などの販売が好調に推移すると見る(図2)。

図2 ホンダ代表取締役副社長の倉石誠司氏

 また、ドルに対する為替レートは109円と、従来に比べて2円の円安に見直した。アジア通貨などに対する為替レートも円安を想定する。これにより、当初の予想に比べて640億円の営業増益を見込む(図3)。

図3 税引前利益の増減要因(当初予想との比較)
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