米Cadence Design Systems社でIPコア事業を率いるBabu Mandava氏(Senior Vice President and General Manger, IP Group)に東京で話を聞いた。同社の強みや注力市場などを語った。

Babu Mandava氏。日経テクノロジーオンラインが撮影。

 現在では多くのEDAベンダーが、EDAツールに加えてIPコアも手がけている。「顧客と競合する」(以前の複数のCEO)として、CadenceはIPコア事業の進出を控えていた。一方、競合の米Synopsys社は早い時期からIPコア事業を開始し、「英Arm社に次いでIPコア業界で売上2位」(同社)だという。Cadenceは2010年を過ぎたころからIPコア事業に取り組み出し、2013年には米Tensilica社を買収して同事業を本格化した(関連記事)。

 Mandava氏に、IPコア事業の主力製品を聞いたところ、TensilicaブランドのDSPコア群、DDR 5/4やLPDDR 5/4といった先端メモリー・インターフェース・コア群、PCI Express Gen 3/4/5といった先端シリアル・インターフェース・コア群を挙げた。中でも売上高が大きいのは、TensilicaブランドのDSPコア製品だとした。そのTensilicaブランドのDSPコア製品の売上高が大きいアプリケーションは、オーディオ、汎用制御、通信、イメージング/AIとのことだった。また、今後の成長率に期待しているのが、3次元実装などによって高帯域化を図ったHBM(High Bandwidth Memory)のインターフェースだと同氏は述べた。

Tensilicaコア事業の実績例。Cadenceのスライド。
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