気になる販売価格は、両社ともZeroが648円、Zero Wが1296円と同じ。ただ送料が購入品の大きさや金額によって変わってきます。

 スイッチサイエンスはメール便に収まるサイズで150円、小包になるサイズで500円です。メール便が使える小物は3000円以上、メール便の対象外の商品は1万円以上の購入金額で送料が無料になります。KSYの送料は756円で、購入金額が5000円以上は無料です。

 Zeroシリーズを単体で購入する場合はスイッチサイエンスが安く、周辺機器と併せて買うとKSYが安価になる場合があります。

必要な周辺機器をそろえる

 送料を安く抑えるためにも、自分にとって必要な周辺機器を把握しておきましょう(図3)。ラズパイZeroに限らず、ラズパイシリーズ共通で欠かせないのは、電源に使うUSB-ACアダプターとmicroSDカード、専用ケースです。単に動かすだけならケースは不要ですが、汚損やショートによる故障を避けるために事実上必須といえます。

図3 ラズパイZeroシリーズの利用に必要な周辺機器
上位機のRaspberry Pi 3(ラズパイ3)と共通のものが使える電源やSDカードなどに加えて、コネクタのサイズを変換するアダプター類が別途必要。
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 USB-ACアダプターは、容量が2.5A(2500mA)以上の容量があるものを選びます。上位機のRaspberry Pi 3(ラズパイ3)向けをうたう製品であれば、この要求を満たしています。Zeroシリーズだけで使うなら2Aでも大丈夫です。

 microSDカードは、Part 2で導入するOSとユーザーデータの容量から、8Gバイト以上の容量を持つ製品を用意します。書き込み速度の目安となるクラス表記が「SDHCクラス10」または「UHS」のものにしてください。

SDHC SD High Capacityの略。4G~32Gバイトの容量に対応する。ファイルシステムはFAT32。
UHS Ultra High Speedの略。64G~2TバイトのSDXC規格の高速転送仕様。ファイルシステムはexFATでラズパイが非対応なため、Windowsの標準機能などでFAT32で再フォーマットする必要がある。

 キーボードとマウスは、一つのUSBポートで両者を接続できるワイヤレスタイプの製品が便利です。USBポートが四つあるラズパイ3はともかく、標準で1ポートしかないラズパイZeroシリーズではUSBポートを極力節約したいものです。