ファッションECサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは2018年1月31日、体の寸法を自動計測できるボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の配送開始を購入者にメールで通知した。また、2017年11月22日のゾゾスーツ予約開始と同時に発表していた自社アパレルブランド「ZOZO(ゾゾ)」商品の販売開始を発表した。また、ゾゾスーツを使ってユーザーが計測した体型データを使い、ゾゾタウンで販売されている商品から自分のサイズに合う衣服を検索できるサービス「自分サイズ検索」も同時に開始した。

スタートトゥデイが発売した自動採寸スーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」は、搭載する多数の伸縮センサーでユーザーの体形を数値化できる。ユーザーはこの採寸データを基に、同社のプライベートブランド「ZOZO」製品を自分サイズで注文できる。(画像:スタートトゥデイ)
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 ゾゾは同社としては初めてのプライベートブランドで、ゾゾスーツを使って採寸したユーザーそれぞれの体型データに合わせた衣服を、オーダーメイド方式で製造・販売するのをウリとする。商品の1つの型あたり、数千から数万種類のサイズパターンをあらかじめ作成しておき、体型データにフィットした衣服を自動化した工場で1つ1つ生産できるようにした。また、ユーザーの体型データ分布を解析し、特に需要の高いサイズについては在庫をあらかじめ一定量用意するという。これらの施策により従来、発注から納品まで長いと数カ月かかっていたオーダーメイド品が、ゾゾでは即日から約2週間以内で納品可能になったとする。

ゾゾスーツで採寸した体型データを基に、ECサイトで商品を絞り込み検索する機能をアプリで利用している例。(画像:スタートトゥデイ)

 この戦略のキーになるのが、着用することで体の各部位の採寸データを取得できるボディースーツ、ゾゾスーツである。ニュージーランドStretchSense社製の伸縮センサーを多数搭載し、ウエスト周りや腕の長さなどの採寸データをBluetooth経由でスマートフォンの専用アプリに送る。スタートトゥデイは11月22日の発表時にゾゾスーツを希望者に対し、送料200円のみ自己負担の実質無料で配布すると発表。同社によれば、同日の22時時点でゾゾスーツの受注数は23万件に達していたという。

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