「電源構成」と再エネの重要性

 パリ協定のフレームワークの中で、地球温暖化防止の主要な技術の一つが再生可能エネルギーであることは間違いない。

 パリ協定のなかで特定の電源について言及し、それを評価することはしていない。しかし、地球温暖化防止を考える上で重要なのは、電源構成であることは各国共通の認識である。

 すでに再生可能エネルギーは世界的に急加速で増えている。

 特に太陽光と風力はこの10年間でそれぞれ10倍、6倍に増え、完全に普及期に入ったと言っていいだろう。両者ともほぼ CO2排出量ゼロの電源であり、 CO2排出量の削減に多大な影響力を持つ(図2)。

図2●世界の風力と太陽光の累積導入量・推移
(出所:ISEP)
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