「評価ガイドライン」も参考

 買い手としては、一見しては分からない発電所の「良し悪し」を判断するために、適切な調査(デューデリジェンス)を実施すべきである。では、そうした調査では、何を基準に評価すればよいのだろうか。

 その点について、太陽光発電協会(JPEA)が「太陽光発電事業の評価ガイド」を公表しており、これを参照すれば良いだろう。詳細なチェックシートも添付されている。筆者は評価ガイドを参考に、追加でデューデリジェンスの確認項目と、それに対応する手続き・内容について図3にまとめた。

図3●デューデリジェンスの確認項目と手続き・内容
(出所:「太陽光発電事業の評価ガイド」を参考に筆者が作成)
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 セカンダリ案件は、今後も太陽光発電所を取得する手段としてますます注目されるようになるだろう。ここ数年間で太陽光パネルの発電効率が一気に高まっている。たとえ、FITによる買取期間が切れたとしても、設備のリニューアルをすることで、より魅力的な発電設備として生まれ変わらせることができる。

 太陽光発電事業にとって、系統連系の問題や、土地確保の問題が一番悩ましい問題であることから、それらの問題が解決済みの既存の太陽光発電設備は、今後もっと注目を浴びるに違いないと考えている。