施工ミスの起きやすい接続箱

 接続箱・集電箱は、多数のケーブルを繋げるため、施工ミスも発生しやすい箇所である。接続する箇所を間違えると、ショートサーキットの状態となり、火災事故の危険もあるため、チェックが必要である。ヒューズ切れ、基板不良なども発生する。

キュービクルに初期トラブルも

 リレー・キュービクルには、初期トラブルが散見されるため、事前検査を綿密にすることが望まれる。しかし、太陽光発電設備に限られない汎用品であり、歴史もあるため、信頼性は高い。

珍しくないU字溝への土砂堆積

 U字溝への土砂の堆積は、どの発電所にも見られる事象である。雨水の排水計画を見直し、追加対策を打っていくことが重要である。盛り土部分が全部えぐれて、深さ4mにもなる「水みち」ができた事例もある。

「ツル付きフェンス」が強風で倒壊

 フェンスにクズなどのツル性植物が絡み付いていることはよく見られる。ツルが張った状態で、強風を受けると、フェンスは簡単に傾いてしまう。傾いたフェンスがケーブルに引っかかり、断線したりするケースもある。強風の吹いたあとは、フェンスのチェックが欠かせない(図6)。

図6●スマートエナジーの過去5年の不具合事例を集計したデータ
(出所:スマートエナジー)
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