系統安定化システムに脚光

 2018年の太陽光発電のトレンドをみると、「火力電源に対するコスト競争力」、「自立分散型へ移行」、「環境価値」という3要素が際立つ。

 太陽光発電システムが火力発電に対してコストという武器を持ち、圧倒的なスピードで増加する気配がある。そして、それはFITではなく自立分散、自家消費型として普及していくだろう。その普及のモチベーションドライバーが環境意識の高い企業であることを説明した。

 また、増加した再エネを支えるための新しい系統安定化技術やシステムに脚光があたる。ブロックチェーンなどに代表される新しい情報技術を活用し、自立分散ネットワークの秩序維持に適したシステムが模索され始める年となるかもしれない(図4)。

図4●東北の被災地では再エネ主体の分散システムの実証が始まっている
(出所:東北電力・石巻スマートコミュニティ推進事業の全体像)
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