「RE100」が再エネを牽引

 「RE100」も今後の太陽光発電の需要量、設備投資金額の双方を占う上で重要な取り組みとなってきている。RE100とは、国際環境NGOの「The Climate Group」が始めた取り組みである。企業の消費電力をすべて再エネで賄い、持続可能な社会を構築することを目的としている。

 RE100にはグーグル、アップル、P&Gなどをはじめとする世界のトップ企業が参加しているため、社会的な影響力が大きく、世界の企業を引っ張る力をもっている。このポリシーを各企業が採用すれば、FITに頼らない再エネの普及が期待できる。現に、アップルやグーグルなどが再エネに多額の投資をしたというニュースが流れている。日本でも積水ハウス、リコーやアスクルなどが参加を表明しており、それ以外のグローバル企業も参加表明の準備に入っているところが多数あると聞いている。

 グリッドパリティを実現した太陽光発電は、FITを離れてこのRE100を中心に拡大していくかもしれない。そんなパワーを秘めた取り組みである(図2)。

図2●RE100の影響力が高まる
(出所:RE100のツイート、http://there100.org/)
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