iPhone Xは、これまでのiPhone 6S以降のモデルと同様に、タッチ入力センサーとして「3D Touch」機能を搭載している。3D Touchでは、感圧センサーによって、画面を指で押す力を3段階で区別する。強く押した場合と弱く押した場合で、異なる機能を呼び出したり、異なるタスクを実行したりする。

 iPhone Xを分解した結果、3D Touchの感圧センサーに、米Apple社は従来のiPhoneとは異なる新方式を導入したことが分かった。iPhone 8 Plusまでは静電容量方式を採用していたが、iPhone Xでは抵抗方式を導入。感圧センサーの電極と指の間の静電容量の変化を見る方式から、感圧センサーに形成した配線パターンの抵抗値の変化を見る方法に変えた(図1)。

図1 感圧センサーの検出方式を変更
iPhone Xの感圧センサーは、静電容量の変化を見る方式から、電気抵抗の変化を見る方式に変わった。iPhone Xでは四角形状の検出部には渦巻きなどの配線パターンが形成されており、「ひずみケージ」の役割を果たしている。
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