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スポーツIT革命の衝撃

中嶋悟のレーシングチーム、インドITと提携で“手書き”脱却

2018/10/22 05:00

内田 泰=日経 xTECH

やりたいことは山ほどある

 もっとも、NAKAJIMA RACINGにおけるデータ収集や解析の効率化への取り組みは始まったばかりで改善すべき点も多い。

 例えば、現状、タイミングデータと気象データのダッシュボードは統合されていない。また、データを視覚化して現場のエンジニアやレーサーが短時間に読み解ける工夫も必要になるだろう。TCSは今後、タブレットの特性を活かして、利用者のチームでの役割や利用状況に応じた個別の統合ダッシュボードを開発する方針だ。

 「レーシングチームにはやりたいことが山ほどある。例えば、予選用、決勝用とダッシュボードをカスタマイズできたらいい。ただ、我々にはデジタル化するためのITの知見が不足している。この部分はTCSの協力を得て改善を進めていきたい」(平野氏)としている。