Jリーグ FUROSHIKIを活用した新たな取り組みとして、J1クラブ向けの戦術分析ツール「LIVE SCOUTER」の提供を2019年3月29日に開始する。

 Jリーグの公式試合においてJリーグが撮影し、試合後に各クラブの強化担当に提供しているスカウティング映像(試合俯瞰映像)を、試合中にリアルタイムでクラウド上にアップロード。これにより、ハーフタイムや試合中に、監督・コーチがタブレット上のアプリケーションを使って目の前の試合の状況を常時振り返れるようにする。2019シーズンはJ1のみを対象にする。

 このほか、NTTドコモがDAZNからのサブライセンスを受けて提供する「docomo Sports VR powered by DAZN」において、Jリーグ FUROSHIKIに集約されたデジタルアセットにVRなどのxR技術を活用して、新たな映像サービスを提供する。

 Jリーグは今後、Jリーグ FUROSHIKIを活用した取り組みを、NTTグループをはじめとしたさまざまなパートナーとオープンイノベーションのスタンスで展開する方針である。

 具体的には、「競技性向上への活用(セントラル方式VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の実証)」、「海外向け映像、国内向けニュース映像提供内容の拡大(海外市場へのJリーグコンテンツ提供に向けた他国言語の字幕・CGの付与など)」、「映像制作プロセスのデジタルトランスフォーメーション(スタジアムでの自動撮影・自動編集(スマートプロダクション)など)」の3点を挙げた。

 Jリーグ チェアマンの村井満氏は、「Jリーグ FUROSHIKIにある高画質なデータを持ち込むことで新たなサービスが展開できると確信している」「今後、バスケや卓球など、さまざまな競技団体のデータも収めて団体ごとにサポートする構想を持っている」などと述べた。

Jリーグ FUROSHIKIのコンセプト(出所:発表資料から)
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 NTT社長の澤田純氏は、「(Jリーグは)海外展開も考えているようなので、その点もお手伝いしたい。賛同してもらえるのであれば、他の競技にも広げられるものと思っている」とした。

出典:2019年3月14日 日経 xTECH
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