遠隔診療には「Skype」さえあれば十分?

2015/11/26 00:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
講演する守屋氏
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 患者を対面診療する医師を、遠隔地の医師が支援する「D-D-P(Doctor to Doctor to Patient)型」の遠隔診療。日本におけるそのパイオニアといえる存在が、旭川医科大学だ。眼科などを対象に、支援側の医療機関にとってインセンティブのある仕組みを実現。専門医が不足する道内地域への支援に役立ててきた。

 同大学 医工連携総研講座 遠隔医療センター 特任教授の守屋潔氏はその取り組みについて、2015年11月13~15日に東京都内で開催された「遠隔医療従事者研修」における講演で紹介した(関連記事)。講演タイトルは「ビデオ会議システムを用いたD-D-P型遠隔診療の実際」。

 同大学でD-D-P型遠隔診療を実践しているのは、眼科と神経内科、救急の3領域。眼科では治療方針の相談や手術適用の判断など、神経内科では大学病院での診療後の経過観察など、救急では搬送判断のトリアージや応急処置の指示などにそれぞれ活用している。光回線で結んだビデオ会議システムを介して遠隔地の専門医の支援を受け、対面診療する医師が治療方針を決めるという形だ。

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