「多職種連携と遠隔診療を組み合わせた在宅ケアこそが、日本を変える」――。日本在宅ホスピス協会会長で、長く在宅医療に力を入れてきた小笠原内科(岐阜市)の理事長を務める小笠原文雄氏はこう語る。同氏は2000年代前半から、独居高齢者などの在宅緩和ケア(看取り)に遠隔診療を生かす試みを実践。2013年からは、同氏が提唱する「遠隔診療利用型在宅医療」を岐阜県全域や近隣都道府県へ展開する動きも始まった。

小笠原内科 理事長の小笠原文雄氏
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 小笠原氏は、2015年11月13~15日に東京都内で開催された「遠隔医療従事者研修」に登壇(関連記事)。「在宅患者のための遠隔診療」と題した特別講演で、同氏らの取り組みを紹介した。続いて登壇した小笠原内科 看護部長の木村久美子氏は「遠隔医療の実際 医師と看護師の体制」と題し、在宅ケアにおける多職種連携や遠隔診療のあり方について語った。

 木村氏は2015年12月9日の「どうなる? 遠隔診療 ~厚労省の“解禁通達”で潮目が変わる~」(主催:日経デジタルヘルス)に登壇。「看護師から見た遠隔診療 ~地域包括ケアに向けて」と題し、小笠原内科における遠隔診療/多職種連携の取り組みを紹介予定である。