――開発のきっかけを教えてください。

 遠隔診療に関する厚生労働省の通達が8月10日にありましたよね(関連記事3)。あれがきっかけで、遠隔診療に関するサービスを作れないかと関心を持ったんです。

 我々はメディア事業などを手掛けているのですが、医療の課題を解決するようなサービスをメディア事業として展開するのは難しい。そう考えて五十嵐先生にも協力をお願いし、まったく新しいサービスを開発することにしました。その結果できあがったのが、ポートメディカルです。

 このサービスは、医師と自宅などにいる患者をスマートフォンでつなぎ、診断から処方、医薬品の配送までを提供するプラットフォームです。保険適用を一部前提とした遠隔診療サービスとして業界初。医薬品の配送にまで対応する遠隔診療サービスもこれまで存在しませんでした。

 悩んでいる病気の症状について、インターネットで検索する人はすごく多い。それで結局、病院に行かないんですね。そういう人にも気軽に利用してもらうことで、予防医療の基盤を提供できればと思います。