日経エレクトロニクス2014年9月1日号のpp.96-101「設置の容易さや電池の交換時期の保証が重要に」を分割転載した後編です。前編はこちら

工場や発電所、交通、農業などさまざまな分野で、現場の状態を常に監視し管理や制御に応用するために、無線センサーネットワークへの期待が大きい。信頼性の高いネットワークを構築するには、センサーネットならではの要求仕様を理解し、構築の勘所を学ぶ必要がある。今回は、設置の容易さや電池の交換時期の保証、高い接続信頼性を実現する実装の詳細を解説する。

 設置の容易さについては、とある実験用の太陽光発電プラントでストリング(直列につながれた太陽電池モジュール)劣化検出の実証実験に立ち会った経験を紹介したい。ノートパソコンのUSBポートにネットワークマネジャーを接続し、太陽光パネルに装着した40個ほどの測定用ノードの電源を入れていくだけで「自動的に」ネットワークが完成し、稼働し始めた。立ち会った装置メーカーのエンジニアは、無線ネットワークが簡単に構成できることを目の当たりにして、とても驚いていた。Dust Networks社が提供する「設置の容易さ」とは、こういうことである。

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