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高齢者の退院先は「病院と同等の機能を持つ街」

高齢社会街づくり研究所とアイカ工業が「IWAOモデル」を始動

2016/09/23 10:00
小谷 卓也=日経デジタルヘルス

 「急速に病院から在宅に医療をシフトするということは、介護の現場で医療が急速に必要になるということだ」――。

 2016年11月上旬に愛知県名古屋市熱田区に開設される「まごころの杜」は、そんな危機感を踏まえて作られる施設である。同年9月20日に記者会見を開催した高齢社会街づくり研究所とアイカ工業は、同施設の開設と共に、高齢者を街全体でケアする仕組み作りの必要性を訴えた。

記者会見に登壇する高齢社会街づくり研究所 代表の岩尾聡士氏
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 現在、社会保障費削減に向けた在院日数削減へのシフトが進められている。一方では、都市部を中心に今後、病院を追われ、介護施設へも入居できない要介護高齢者の医療難民や介護難民が急増するといった予測もある。つまり、病院から退院したものの、医療依存度が高く介護施設にも入れない要介護高齢者の“退院先”を確保しなければならないというわけだ。

 そこで、医師で名古屋大学大学院経済学研究科 教授でもある高齢社会街づくり研究所 代表の岩尾聡士氏が強調するのが「在宅療養と病院のハブとなる施設」(同氏)の必要性だ。まごころの杜は、それを実践・横展開するための施設である。

2016年11月上旬に愛知県名古屋市熱田区に開設される「まごころの杜」の外観(岩尾氏の発表資料から)
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 急性憎悪時や病院からの一時受け入れも実施し、地域の訪問看護ステーションや医療機関とも連携する、地域循環型の「ハブ」の役割を果たす。同時に、リハビリを中心とした在宅ケアの教育研修センターとなる。医療法人陽明会グループが運営し、一部にアイカ工業が開発した製品が使われる。

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