スポーツとイノベーション

日本のスポーツ市場は今、大きな変革期を迎えている。巨大スポーツイベントの相次ぐ開催を控えてスポーツ熱が高まるなか、政府がスポーツの普及による国民の健康促進の支援を強化。時を同じくして、スマートフォンをはじめとする最新テクノロジーが各種スポーツに導入され始めており、スポーツビジネスの世界でさまざまなイノベーションが起きている。ITやエレクトロニクス企業などによる新規参入は引きを切らない。このコラムでは、スポーツビジネスに携わるキーパーソンの声を中心に、「スポーツとイノベーション」について考えていく。

求む「構造改革できる人材」、慶應SDMがスポーツ経営人材育成に取り組むワケ [2019年03月20日]

 現代社会における様々な課題を「システム」の観点から読み解き、その解決方法を編み出すために研究をしている慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(以下、慶應SDM)。

理念の中枢は「日本サッカーの欧州拠点化」、ベルギーのシント=トロイデンVV [2019年03月15日]

 2017年11月に日本の大手IT企業であるDMM.comが買収したベルギー1部のサッカークラブ「シント=トロイデンVV(以下、STVV)」。日本代表にも選出されている冨安健洋選手や遠藤航選手など6名...

目指すは「社会課題解決の実験場」、FCバルセロナのオープンイノベーション戦略 [2019年03月11日]

 サッカー史に名を刻む名選手、リオネル・メッシを擁するスペインのFCバルセロナ。世界最高峰のこのクラブが今、オープンイノベーションに力を入れている。約2年前に「Barca Innovation Hub...

スポンサーシップとは? コカ・コーラが説く本当の意義 [2019年03月08日]

2019年から2021年までメガスポーツイベントが続く日本。多くのスポーツ組織やスポーツ関連企業にとってこの3年間はチャンスの時期だ。それは、普段はスポーツをビジネスの中心に置いていない企業にとっても...

異業種連携とテクノロジーはスポーツの何を変えるのか [2019年03月06日]

2025年までに国内のスポーツ産業の市場規模を、現在の5.5兆円から3倍近い15.2兆円に拡大することを目指す日本。この目標を実現するには、これまでスポーツとは縁遠かった他の産業の企業や人材がスポーツ...

沖縄初のJ2クラブ・FC琉球、躍進の背景に「経営立て直し」 [2019年03月04日]

 沖縄県で初のJリーグチームとなるべく2002年に創設されたFC琉球。2014年からJ3に参入して当初の目標は果たしたが、運営母体となる琉球フットボールクラブ株式会社は資金難が続き、2015年8月から...

他競技団体との連携が改革のカギ、元貴乃花親方 [2019年02月26日]

 15歳での弟子入りから横綱にまで上り詰め、親方時代を含めて約30年在籍した角界を、2018年9月に“引退”した元貴乃花親方こと花田光司氏。同氏は2018年12月、東京大学大学院で「日本相撲界のイノベ...

セカンドキャリアに人材育成、元貴乃花親方が考える相撲界改革 [2019年02月25日]

 身長185cmのスーツ姿の男性がマイクテストで、にこやかに話し出すと緊張した面持ちの大学院生たちの表情が一気に和んだ。2018年12月、場所は東京大学大学院の教室。同年9月に“引退”してからもなお世...

成長は海外にあり、ラ・リーガは日本から何を学ぶのか [2019年02月22日]

 FCバルセロナやレアル・マドリードといった世界的な名門クラブを擁する、世界4大サッカーリーグの一つ、スペインの「ラ・リーガ(LaLiga、リーガ・エスパニョーラ)」。誕生から90年の歴史を持ち、世界...

フェンシングのビジネス化、鍵握る「第4の新種目」 [2019年02月21日]

 日本人初のフェンシング競技の五輪メダリストである太田雄貴氏が会長を務める日本フェンシング協会。同協会は2018年10月4日から10月31日まで、組織基盤の強化のために、転職サイト「ビズリーチ」で副業...

閑古鳥から完売へ、フェンシング太田雄貴会長の大改革 [2019年02月20日]

 日本人初のフェンシング競技の五輪メダリストで、現在は日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏が、“マイナースポーツ”のビジネス化に向けて大胆な挑戦を続けている。

1日で3兆円売ったアリババはなぜスポーツに注力するのか [2019年02月18日]

 2018年11月11日。中国で「独身の日」と呼ばれるこの日は、毎年、電子商取引(EC)サイトで大々的なセールが行われる。今年で10回目を迎えた独身の日、中国最大のECサイトを運営するアリババ集団(阿...

中国は競技人口3.5億人へ、日本の先行く世界のeスポーツ [2019年02月04日]

 「eスポーツ元年」。2018年は、日本でもeスポーツの注目度が一気に高まった年と言える。2月にはそれまで3つに分かれていた業界団体を統一した「日本eスポーツ連合(JeSU)」が発足。9月にインドネシ...

湘南を元気に RIZAP、ベルマーレ起点の「健康街づくり」 [2019年01月31日]

2018年4月にサッカーJリーグのJ1に所属する湘南ベルマーレの経営権を取得し、スポーツビジネスに本格的に参入したRIZAP。2019年1月にはアスリートを強化・育成するトレーニング・研究施設「RIZ...

脱・eスポーツ後進国の鍵、「日本独自」に商機あり [2019年01月22日]

「eスポーツ元年」と言われた2018年。コンサルティング会社のKPMGコンサルティングは5月に「eSportsアドバイザリーサービス」の提供を開始した。これはeスポーツに参入したいと考える企業や大会運...

将来の健康寿命を予測、アシックスが企業向け健康増進プログラム [2019年01月15日]

 アシックスは、企業の健康経営推進を支援する企業向けの健康増進プログラム「ASICS HEALTH CARE CHECK」を開発した。定期健康診断と同じく年1~2回実施するスタイルで、2019年1月か...

好きな選手が試合休んだら返金、NBA対象の保険サービス [2019年01月07日]

 スタジアムやアリーナに赴いて試合を観戦する楽しみの一つが、お目当ての選手を他のファンとともに応援すること。ある調査によれば、スポーツファン10人のうち7人がお目当ての選手を見に試合に行くという。しか...

2018年に読まれた記事ランキング「ベスト10」 [2018年12月28日]

国内のスポーツビジネスへの「ヒト、モノ、カネ」の流入が活発化しています。特に2018年は、サイバーエージェント、RIZAP、ジャパネットホールディングス、DMM.comなど異業種企業に関連する話題が多...

目指すは「日本一オープンなクラブ」、京都からJに新風を [2018年12月13日]

 25歳という若さで、将来のJリーグ入りを目指す「おこしやす京都AC」の新社長に就任した添田隆司氏。東京大学サッカー部出身者としては史上2人目のJリーガーとなった添田氏は、自身も現役時代にプレーしたこ...

25歳でサッカークラブ社長に就任、東大出身Jリーガーの挑戦 [2018年12月11日]

 サッカー界に新しい風が吹こうとしている。関西サッカーリーグ1部に所属し、将来のJリーグ入りを目指す「おこしやす京都AC」の新社長に、東京大学サッカー部やJ3藤枝MYFCなどでプレーした添田隆司氏が就...