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何が看護師の業務を圧迫しているのか?

中島由美子氏 医療法人恒貴会 訪問看護ステーション 愛美園 所長

2018/06/22 13:15
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 タスクシェアに当たっては、業務を可視化して整理しないといけません。今も看護師は多くの業務をこなさなくてはならず、手いっぱいの状態です。そんな状況で看護師が他職種のタスクをシェアするためには、業務の無駄をなくしていく必要があります。

医療法人恒貴会 訪問看護ステーション愛美園 所長の中島由美子氏(写真:加藤 康、以下同)
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 何が看護師の業務を圧迫しているのか、看護師仲間にヒヤリングをしたところ、「看護必要度」の記録が大きな負担になっているように思います。例えば、インカムなどを使って、ベッドサイドで作業した内容を話せば自動的に記録に反映されるような仕組みがあれば、とても便利です。看護師はベッドサイドに長くいられるようになり、本来の看護業務を十分に全うすることもできます。

 タスクシェアを行うためには、他職種の負担を相互に理解した関係性を築くことが必要不可欠ですし、それを先導するリーダーとなる存在も必要だと思います。もちろん個々の現場の意識改革も重要ですが、国や行政の誘導もある程度必要なのではないかと考えています。

 従業員に示す組織の信条である「クレド」が話題に挙がりましたが、とても感銘を受けました。多職種が連携する地域医療においても、自分たちが何のために働くのか、という共通の目的をそれぞれが認識する必要があると思います。

 タスクシェアに欠かせない患者情報の共有化については、「あなたの治療や介護に必要なことを地域で共有するために使わせてほしい」ということを患者にきちんと説明しなくてはいけません。患者にとって大切な情報を共有するために、まずは理解してもらえるよう働きかけていきたいです。

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