「“売り上げ”と“処方”は似て非なるもの。処方データを活用することで、マーケティングにおけるポイントの置き方が変わってきた」――。

登壇した西垣氏
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 売り上げデータ重視から、処方データ重視へ。製薬企業が、マーケティングにおけるデータ活用の手法を大きく変えようとしている。売り上げデータからは見えにくい、患者や診療、処方の実態を捉えようと、調剤レセプトなどの処方データを重視する方向へ舵を切っている。

 調剤薬局大手、日本調剤グループの日本医薬総合研究所は2016年7月21日、「変化はチャンス! 処方せんデータを活かした医薬品マーケティングの最新戦略」と題するシンポジウムを東京都内で開催。登壇した英GlaxoSmithKline(GSK)社日本法人、グラクソ・スミスクライン マルチチャネル アナリティクス責任者の西垣直彦氏は、製薬業界におけるそうした動向と同社の取り組みについて、「Real World Dataを活用した医薬品マーケットモデリング」と題して講演した。