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「誰からも賛同されない」ことへの覚悟が必要だ(page 4)

小柳津 篤氏 日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター
遠山 仁啓氏 日本マイクロソフト 医療・製薬営業統括本部

2018/06/13 14:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

“普通じゃないこと”を評価する

 仕事の評価についても、我々は数年前に考え方を大きく変えました。「仕事量」や「労働時間」という指標を捨てたのです。これらを指標にするから、より多くの仕事を速くこなした人が優れているという評価になる。それはおかしいと考えたわけです。

 代わりに「インパクト」を指標にしました。予定調和ではないこと、普通ではないびっくりするようなことを生み出せているかどうかです。

 これを評価するうえで、社員間の360度評価を取り入れています。予定調和ではないこと、普通でないことができているかどうかは、一緒に働いている人間が一番良く分かるからです。

 最後に、ICTのコストについて触れさせてください。

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 最近は、驚くほど安いコストでさまざまなことができるようになってきました。例えば、社員総会などの場で社員全員の顔をカメラで捉える。すると、誰がどの場面でどんな表情をしていたか、きちんと起きていたかどうかなどを、カメラとAIが記録していくようなことが簡単にできます。表情だけでなく声色なども分析できる。こうしたことが極めて安価に実現できる時代です。

 フリーミアム(無償)のサービスも登場しています。一例として、診療所向けでシェアを伸ばしているクラウド型電子カルテ「カルテZERO」があります。レセコン一体型で完全無料の電子カルテで、マイクロソフトのクラウド基盤「Azure」上で動いています。

 このカルテを提供するきりんカルテシステムは、異業種からの参入です。こうした異業種参入なども背景に、コスト低減は加速している。コストが障壁になるのであれば、こうした無償サービスを利用してみるのも一案ではないでしょうか。(談)

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