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医療の働き方改革、民間企業に学べるのか

第2回を開催、「ペーパーレス化」の可能性についても議論

2018/06/06 07:00
小谷 卓也=日経デジタルヘルス

 日経デジタルヘルスは2018年5月31日、医療界や行政、産業界など、さまざまなキーパーソンが参加する座談会「働き方改革が切り拓く、ソーシャルホスピタル実現への処方箋」(座長:京都大学医学部附属病院 医療情報企画部長 病院長補佐 教授の黒田知宏氏、特別協力:日本マイクロソフト、全3回)の第2回を東京都内で開催した。14人のパネリストが活発な議論を交わした。

第2回座談会の様子(写真:加藤康、以下同)
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 本座談会は、ソーシャルホスピタル(社会全体で医療を担う世界)の考え方や、ツールとしてのICT活用などの視点を交えた医療従事者の働き方改革と、これからの医療の未来像を全3回で議論する企画。各パネリストから事前に集約した意見でさまざまな声が挙がった「タスクシェアリングの推進」と「ICTの活用」に主な論点を絞り、座長を務める京都大学医学部附属病院の黒田氏の進行の下、議論が始まった。

 前回の第1回では、議論の前提として、働き方改革の意義と課題に関する発言も多く飛び出した(関連記事)。その中で、複数の意見が出たテーマの一つが“特別意識”の打破についてだった。すなわち、「医療分野は特殊だから…」という考え方を、まずは変えていくべきだという意見だ。

 そこで今回の第2回の前半は、民間(産業界)における働き方改革の最先端事例について日本マイクロソフトに紹介してもらうことから議論を始めた。その上で、民間の取り組みが医療分野に投影できるのかどうかについて意見を交わした。

今回は2人がSkypeでの参加に

 本座談会の主な論点とした「タスクシェアリングの推進」と「ICTの活用」については、前回の第1回では、特に医師の「書類業務」の負荷に対する意見が多く挙がり、それをICT活用や他職種への移行などによって解決していくべきだとの議論が進んだ。関連して、前述の民間企業(産業界)における働き方改革の最先端事例では、「ペーパーレス化」を徹底的に追求していることが紹介された。

座長を務めた京都大学医学部附属病院 医療情報企画部長 病院長補佐 教授の黒田知宏氏
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 それを受けて今回の第2回の後半では、医療分野におけるペーパーレス化の可能性に焦点の一つを当てた。同時に、ICTの活用による(業務や人の動き、感情などの)可視化、テレビ電話の活用による業務効率化などについても議論した。

 本連載では、第2回座談会における各パネリストの発言を順次、お伝えしていく。今回参加したパネリストは次の通りである。なお、今回は隠岐広域連合立 隠岐島前病院 院長 白石吉彦氏と東京女子医科大学東医療センター 救急医療科 救命救急センター 医師 赤星昴己氏がSkypeによる座談会参加となった。

・厚生労働省 医政局医事課長 武井貞治氏
・経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長 西川和見氏
・内閣官房 健康・医療戦略室 参事官 岡本利久氏
・総務省 情報流通行政局 情報流通高度化推進室長 渋谷闘志彦氏
・医療法人社団鉄祐会 理事長 武藤真祐氏
・隠岐広域連合立 隠岐島前病院 院長 白石吉彦氏
・聖路加国際病院 乳腺外科部長・ブレストセンター長 山内英子氏
・医療法人ゆうの森 理事長 永井康徳氏
・東京ベイ・浦安市川医療センター 集中ケア 認定看護師 戎初代氏
・医療法人恒貴会 訪問看護ステーション愛美園 所長 中島由美子氏
・東京女子医科大学東医療センター 救急医療科 救命救急センター 医師 赤星昴己氏
・日本調剤 専務取締役 三津原庸介氏
・日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター 小柳津篤氏
・日本マイクロソフト 医療・製薬営業統括本部 遠山仁啓氏

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