本記事は、電子情報通信学会発行の機関誌『電子情報通信学会誌』Vol.100 No.10 pp.1012-1022に掲載された特集「情報社会の未来と技術課題 情報社会の未来予測」のうちの「SF作家が描く未来」の抜粋です。本記事はオープンアクセスとなっておりますが、通常記事の全文を閲覧するには電子情報通信学会の会員登録が必要です。会員登録に関して詳しくはこちらから(電子情報通信学会の「入会のページ」へのリンク)。全文を閲覧するにはこちらから(電子情報通信学会のホームページ内、当該記事へのリンク)。『電子情報通信学会誌』の最新号はこちら(最新号目次へのリンク)。電子情報通信学会の検索システムはこちら(「I-Scover」へのリンク)。
冲方 丁氏(うぶかた・とう)
1977岐阜県生まれ。1996、大学在学中に「黒い季節」でデビュー。以後、小説、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003「マルドゥック・スクランブル」で第24回日本SF大賞を受賞。2010に「天地明察」で本屋大賞など受賞。2012に「光國伝」で山田風太郎賞を受賞。2013から公開されたアニメ「攻殻機動隊ARISE」、2015に放映されたアニメ「蒼穹のファフナーEXODUS」で脚本を担当。

[水野] 電子情報通信学会は、今年100周年を迎え、記念特集で「暮らしを豊かにする情報処理技術」の特集を企画しております。技術者・研究者というのは、どうしても技術がどうだとか、できるとかできないとかいう視点に陥ってしまいます。そこで、冲方さんの違う視点をインタビューさせて頂いた記事を基に、若い研究者の方々と議論しようという企画です。

[冲方] よろしくお願い致します。

[水野] 特集のテーマは、2050年と大上段に構えておりますが、年代は幾らでも結構です。比較的近くても結構ですし遠くても結構ですので、我々技術者と違うような意見をお話し頂ければ、非常に有り難いと思います。

[冲方] 分かりました。33年後、一世代分飛ぶことをイメージしてお話させて頂きます。

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