本記事は、電子情報通信学会発行の機関誌『電子情報通信学会誌』Vol.99 No.7に掲載されたものの抜粋です。全文を閲覧するには電子情報通信学会の会員登録が必要です。会員登録に関して詳しくはこちらから(電子情報通信学会の「入会のページ」へのリンク)。全文を閲覧するにはこちらから(電子情報通信学会のホームページ内、当該記事へのリンク)。『電子情報通信学会誌』の最新号はこちら(最新号目次へのリンク)。電子情報通信学会の検索システムはこちら(「I-Scover」へのリンク)。

1.2016年から8K試験放送

 我が国のスーパーハイビジョン(4K・8K)による放送の早期実現、及び国際社会における映像文化発展のけん引に向け、2013 年6月に「4K・8K放送のロードマップ」が公表された(1)。その後、2014年8月の第4回「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合」では、2014年から4K試験放送開始、2016年から8K試験放送開始とすることが示された。

 また、衛星基幹放送については、2015年7月の第二次中間報告において、2020年までの詳細なロードマップが策定されている。

 上記ロードマップに従う形で、4Kについては、一般社団法人次世代放送推進フォーラム(NexTVフォーラム)が、2014年6月にCS(Communication Satellite)による4K試験放送を開始(ケーブルテレビでも再放送を同時に開始)したのを皮切りに、既に実用放送が開始されている。

 以上のような状況から、現在実用化されている光映像配信システムにおいても、将来的な4K・8K放送本格普及時への対応が必要であると考えられる。

 本稿では、まず、光映像配信システムにおける配信方式として実用化されているRF(Radio Frequency)方式とIP(Internet Protocol)方式について、技術の概略を述べ、更に、RF方式に着目し、RF方式における4K・8K配信方式について述べる。

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