内視鏡画像からAIが腫瘍を識別、その実力は?(page 2)

国内初承認の診断支援プログラムが年内発売へ

2019/01/18 07:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
出典: 日経メディカルOnline,2019年1月17日 , (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

専門医の診断を即座に“答え合わせ”

「言語を問わないため、海外の医師にも使ってもらいたい」と話す昭和大学横浜市北部病院消化器センター長の工藤進英氏。
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 経験を積んだ専門医にとってもEndoBRAINの利用にはメリットがある。通常、腫瘍かどうかを確定するためには病理診断の結果を待つ必要があり、内視鏡を施行した医師の診断を“答え合わせ”するまでに1週間程度の時間を要する。それに対してEndoBRAINを活用すると、わずか0.4秒で病理診断とほぼ同等の情報を入手でき、確信をもって治療を完了できる。「常日ごろから内視鏡を扱っていても、EndoBRAINの評価と自分の診断が一致すると安心する」と三澤氏。EndoBRAINを使えば、常に同じ精度で識別できるため、疲労などに伴う人的ミスも軽減できる。

 EndoBRAINの使い方はこうだ。まず、超拡大内視鏡Endocytoを使って通常倍率で大腸を撮影する。病変が見つかった場合、大きさや形態などを確認し、腫瘍か非腫瘍かをおおむね判断した上で、倍率を520倍に切り替える。その状態で静止画を撮影すると腫瘍である確率が示される。腫瘍である可能性がしきい値に満たない場合は「Low confidence(確信度が高くないです)」とだけ表示される。

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