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「うんち」「おしっこ」は雄弁な語り手(page 5)

“排泄”はデジタルヘルスの新鉱脈となるか(下)

2017/03/08 05:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

ウンチ×AI=「ウンAI」

 ウンログの腸内フローラ検査では、サービス開始から半年弱で1000件ほどのデータが集まった。今後はデータ数を1万件を超える規模に増やすことを目指すとともに、アカデミアや企業との共同研究を通じ、腸内フローラと健康、疾患、食品、薬などの相関を明らかにしていく。ここに向けて活用するのが人工知能(AI)だ。

 「腸内フローラはいわば、1つの生命体や宇宙のような存在。1000種類にも及ぶ100兆個以上の菌が、互いに影響しあって代謝などの機能を果たしている。変数が極めて多く、相関のパターンは途方もない数になるため、解析にはAIが欠かせない」と田口氏は話す。

 ここに向けては「ある一時点の腸内フローラを解析するだけでは十分ではない。その人の食事内容やホルモンバランス、運動などとの相関も調べながら、経時的な変化を解析していくことが大切」(田口氏)。実際、同社はウンログ利用者がアプリに記録した生活・健康情報と、その利用者の腸内フローラの相関を調べ、統合的な解析ができる立場にある。

 AIによる解析エンジン、その名も「ウンAI」を開発中。このエンジンで解析したデータや得られた知見を、企業や研究機関に販売する事業モデルを目指していく。

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