IBM Watsonを「10年/1000億円」の創薬に(page 3)

第一三共が導入

2016/02/24 04:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

医薬品情報の活用にも

 第一三共はこうした一連のサイクルの効率化に、Watsonを活用する。研究テーマの選定支援や、開発管理プロセスの支援、これらを通じた新薬開発サイクルの短縮化につなげる狙いである。

 このほか、発売済みの薬に関する情報を緊急に収集・報告するような用途にもWatsonを使う考え。「副作用に関する情報を分析し、当局に報告する」(赤羽氏)ようなケースだ。Watsonを利用することで「24時間対応が可能」(同氏)になる。

 新薬開発の効率化と、医薬品情報の有効活用。この両面で、Watsonは製薬企業の大きな力となりそうだ。

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