「AI(人工知能)スピーカー」の次はロボットーー。「CES 2018」開催前に開かれた、CESを主催する米CTA(Consumer Technology Association:全米民生技術協会)のプレスカンファレンスからは、家電の主役が音声対話機能を搭載するAIスピーカー(スマートスピーカー)を足掛かりに、いずれ「コミュニケーションロボット」や「アシスタントロボット」と呼ばれるような家庭用ロボットへの移行を予感させた(図1、2)。

図1 CTAのSteve Koenig氏(Sr. Director、Research)
CTAプレスカンファレンスにて。
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図2 CTAのLesley Rohrbaugh氏(Sr. Manager、Research)
CTAプレスカンファレンスにて。
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 2017年のCESでは、Amazon.com社の「Alexa」をはじめとする音声認識・対話機能基盤や、同基盤を採用したスマートスピーカーや車載情報機器に注目が集まった。その結果、米国市場でスマートスピーカーの出荷台数は大幅に伸びた。CTAの調べによれば、2017年に出荷されたスマートスピーカーの台数は約2725万6000台と、2016年比で279%増になったという(図3)。つまり、1年で4倍近くになる計算である。2018年はやや落ち着くものの、それでも2017年比で60%増の約4362万7000台の出荷を見込む。金額に換算すると、約38億米ドルと、2017年比で93%増になるとみている。

 スマートスピーカーの普及により、スマートスピーカーを通じてさまざまな家電を制御するようになるだろう。その結果「スマートホーム化」が加速しそうだ。CTAの予測によれば、米国での2018年のスマートホーム関連製品の出荷台数は4080万台と前年比で41%増になるという。金額に換算すると約45億米ドルで、前年比で34%増とみている。

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