米国テキサス州フォートワースで「ITC(International Test Conference)2016」(2016年11月13日~18日)の本会議(15日~17日)が開幕した。Plenary SessionでITC 2016の概要が紹介された。

 最初に登壇したのは、ITC 2016のGeneral Chairを務める米Mentor Graphics社のRon Press氏である。同氏は、今年でITCは47回目を向かえたことや、ITCが最新の研究、実用的アプリケーション、交流の機会を提供するエキサイティングなイベントであることを紹介した。さらに、ITCの業界への影響を拡大することを目的とし、2017年からITC-AsiaおよびITC-Indiaと呼ばれるイベントを開催する予定だとした。なお、ITCプログラム委員会で、ITC-Asiaは「SEMICON Taiwan」(2017年9月13日~15日)の併催イベントとして開催されることが明らかにされた。

 続いて登壇したのは、ITC 2016のProgram Chairを務める米University of California, Santa BarbaraのLI-C. Wang氏である。同氏によれば、今年の論文投稿数は全部で171件(アジアから47件、日本から6 件)で、採択論文数は51件(アジアから12件、日本から3件)だった。採択率は29.8%と例年と同じく30%未満。なお、アジアの採択率は25.5%、日本は50%である。日本の採択率が平均より高いことから、日本からの論文の水準が高いことがうかがわれる。

 採択論文の内訳(論文の第1著者で分類)をみると、産学別では産業界が18件、大学が33件(参考までに、産学共著は18件)である。地域別では北アメリカが27件、アジアが12件、ヨーロッパが12件。国別ではアメリカが25件、台湾が4件、ベルギー、中国、日本が3件、カナダ、ドイツ、インド、ポーランドが2件、残りはオーストリア、エストニア、フランス、イタリア、スウェーデンが1件だった。

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