東芝は、無線LAN(Wi-Fi)の干渉源として問題となる電子レンジを特定できる干渉認識回路を備えた無線LANのアクセスポイント(AP)向けICを開発した(図1)。電子レンジの他に無線LAN機器やBlutooth機器などの電波を発する干渉源を特定することで、干渉源の少ない帯域を効率的に特定できるようにする。電子レンジを多用するコンビニやファーストフード店、信頼性の高い通信が必要な工場で利用する無線LANに向ける。

図1 試作したチップ写真
(写真:東芝)
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 開発したICは、策定中の次世代無線LANの標準規格IEEE 802.11axのドラフト規格に対応する。11axは無線LANを利用する多数の端末が存在する状況下でも高速通信を可能にすることを目的に策定が進んでいる標準規格である。APが接続する機器との通信を制御する機能や、MIMOへの対応などを定めている。

 東芝は11axのドラフト規格に対応すると共に、独自に開発した干渉認識機能を搭載した。開発した干渉認識機能の特徴は、従来の無線LANなどを検出する無線検出器に加えて電子レンジを検出する専用の検出器を備えたことだ。

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