産業用エレクトロニクスの国際展示会「electronica 2016」がドイツのミュンヘンで2016年11月8日~11日に開催される。前日の11月7日には、自動車関連の講演会「electronica Automotive Conference 2016」が開かれた。主に欧米からの講演者が登壇した。

 講演会のテーマは3つあり、自動運転、セーフティーとセキュリティー、インテリアエレクトロニクスである。午前中は基調講演で、各テーマごとに1名の講師が登壇した。基調講演に最初に登壇したのは米Daimler Trucks North America社のSteve Nadig氏である。講演タイトルの「Autonomous Trucks—A Global Perspective」から察しが付くように、自動運転のテーマの基調講演である。

Steve Nadig氏 日経エレクトロニクスが撮影。
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 同氏は、Daimlerのトラックの隊列走行に向けた自動運転技術である「Highway Pilot」(日経テクノロジーオンライン関連記事1同関連記事2)を中心に語った。Highway Pilotは、複数台のトラックが隊列走行する際に、2台目以降が前車との短い車両間隔で自動追従する技術である。

「Highway Pilot」を使ったトラックの隊列走行のイメージ スクリーンはDaimlerのスライド。
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 Highway Pilotにより、使用燃料は7%削減され、隊列の長さは150mから80mに短縮した。前者はユーザーのコスト削減、後者は道路占有長の短縮による渋滞緩和が期待できる。どちらも地球環境にとっては良い方向に作用する。

Highway Pilotの効果の例 Daimlerのスライド。
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