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高齢者に何も持たせずに徘徊を見守る

フランスベッドの認知症外出通報システム

2016/10/17 16:40
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 ICTを活用した認知症患者の徘徊見守りといえば、患者にGPS端末やビーコン端末を所持してもらうやり方が一般的だ。しかし、この方法では端末を患者が外してしまう恐れがあった。そこで、逆の発想を用いて、認知症患者には何も持たせずに見守りを実現するのが、フランスベッドの認知症外出通報システム「おでかけキャッチWS-01」だ。「第43回 国際福祉機器展 H.C.R.2016」(2016年10月12~14日、東京ビッグサイト)で展示した。同製品は2015年11月に販売を開始した。

「おでかけキャッチ」本体セット
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認証キーを持たない人が通過した際の受信器
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 認知症患者には何も持たせない代わりに、家族が認証キーを持つことで認知症患者の徘徊を検知する。仕組みはこうだ。玄関や勝手口に本体セットを設置し、受信機をキッチンや居間、寝室など見守る家族が過ごす場所に設置する。本体セットから照射される超音波で人を検知すると、小電力無線により認証キーを所持しているかを確認する。認証キーを持つ家族はそのまま通過できるが、認証キーを持たない認知症患者が通過すると、受信器からブザーや光、音楽によって通過したことを家族に知らせる。

 何も持つ必要がないことは利用者にとっても手軽だが、見守る家族側の不安も軽減される。この発想の転換は、見守りの幅を広げることになりそうだ。

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