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VRを使ったリハビリ機器、mediVR

2018/10/25 09:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 mediVRは、「デジタルヘルスDAYS 2018」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)でVRを使ったリハビリテーション医療機器を披露した。2018年度中の開発終了を目指しているという。

 紹介したのは、歩行機能を改善するためのリハビリテーションプログラムである。体幹バランスと2つのことを同時に行うデュアルタスク処理能力を身につけることができる。

VRを使ったリハビリテーション医療機器のデモンストレーション

 具体的には、ヘッドマウントディスプレイと専用のコントローラーを装着して座った状態で行う。まず、コントローラーを使って利用者の左右の腕の長さと体幹バランスをどれだけ崩すことができるかを測定する。患者の可動域を踏まえて、個人にあったリハビリプログラムを理学療法士が簡単に設定できるようにしているという。

展示ブースの様子
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 コンテンツは、頭上から落ちてくるアイテムを腕を伸ばして拾うという内容である。腕を伸ばす動きをすることで体幹バランスを鍛えることができ、目で見たものを捉えて動くことでデュアルタスクを処理するリハビリテーションを実践できるというわけだ。

 これまで、リハビリテーションの現場では、「思いっきり腕を伸ばしてください」「もっと伸ばしてください」などと言葉による指示しかできなかった。こうした伝え方では、指示する側とされる側が同じ距離を想定することが難しかった。VRを活用することで、定量的な指示が可能になった。

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