PHSからスマホへ、低コスト化が可能な院内通信システム

2015/10/07 20:18
増田 克善=日経デジタルヘルス協力ライター
講演するシアンス・アールの近野楊介氏
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 低コストで簡単にスマホを院内通信システムとして利用する――。シアンス・アールは、スマートフォンやタブレットをインカムとして使うIP無線サービス「Aldioクラウド」を院内PHSの代替ソリューションとして提案(関連記事)。同社 マーケティング本部 アシスタントプロダクトマネージャーの近野楊介氏が、「デジタルヘルスDAYS 2015」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)のオープンシアターで「PHSからスマホへ。次世代院内通信システム」と題して紹介した。

 Aldioクラウドは、iPhone、iPad、iPod Touch、Android端末にアプリをインストールし、データ通信(3G、4G/LTE、Wi-Fi)可能なエリアで双方向通話や一斉連絡が可能なIP通信サービス。汎用イヤホンマイク、あるいはBluetooth対応のスピーカーマイクやヘッドセットの装着によりハンズフリーでの通話ができる。「院内PHSからスマホへの移行を考えているが、通信システム構築の手間や費用が心配だという医療機関に最適。(院内通信では)既存のWi-Fi環境があれば、月々の費用は発生しない」(今野氏)という。

 製品の特徴は、(1) 専用端末が不要、(2) 広範な通信エリアで連絡が可能、(3) 導入運用コストの削減、(4) 業務用の周辺機器と連携してハンズフリー通話可能の4つ。「iPod touchや格安スマホで利用でき、SIMカードを装着したスマホなら、キャリアの通信網を使って院外との連絡も可能。PHS交換機やアンテナの設置など電話設備費用が不要になるため、院内通話コストを大幅に削減できる」(今野氏)とメリットを説明した。

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