パイオニアは、MEMS(微小電子機械システム)ミラーを用いた三次元LIDAR(レーザーレーダー)の試作品を、「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)で公開した(図1)。

図1 三次元LIDARの最終サンプル
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 2020年以降に量産する製品の最終サンプルであり、一般道における「レベル3」以上の自動運転システムでの利用を想定する。検知距離の違いによって「標準タイプ」「望遠タイプ」「広角タイプ」の3種類がある。いずれのタイプも量産初期には、1万円以下での提供を目指す。

 同社が公開した三次元LIDARのうち、望遠タイプは200m先までの障害物(車両、歩行者、自転車など)を検知でき、水平検知角は数十度である。標準タイプの検知距離は100mまで、水平検知角は120度程度となっている。いずれも、テレビ受像機やディスプレーと同じ「ラスタースキャン方式」でレーザーを照射する。

 これに対して、広角タイプの検知距離は数十mまで、水平検知角は180度以上である。小型ミラーを立体的にうねるように動かす「ウォブリングスキャン方式」を使うことで、広角化を可能にした(図2)。

図2 広角タイプのLIDAR
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