機器同士が会話を始める

 一定の仕様に基づいた医療機器、各種デバイスがネットワークにつながり、「機器同士が会話を始めると、ユビキタスサービス、コンテキストアウェアネスサービスと呼ばれる情報システムを作ることができる。医療現場の安全性、効率性がさらに向上した環境が生まれる」と黒田氏は言う。

 センサーが“事実”を遅滞なく記録し、医療者が何を見て何を考えたか“認識”を記載する――。病院はこうした情報化が進展し、情報化した病院は、人間機械系と言われるシステムに変わろうとしていると黒田氏は語る。「医療を情報化する時代から、情報化された環境の中で医療をどうすべきかという、『情報化医療』に変わりつつある」(同氏)。