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「健康になりたかったらイオンモールに行こう」

イオンがモールウォーキングの現状と課題を説明

2017/10/24 18:45
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
イオン ドラッグ・ファーマシー事業政策チームの服部和俊氏
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 「健康になりたかったらイオンモールに行こう、そう思ってもらえたら」。イオン ドラッグ・ファーマシー事業政策チームの服部和俊氏は「デジタルヘルスDAYS 2017」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)のオープンシアタ―に登壇し、同社のヘルスケアに関する取り組みを紹介した。

 同社は弘前COIに参画し、モールウォーキングを実施している。モールウォーキングは、イオンモール内をウォーキングしながら、館内に設置したタッチポイントにIDカードをかざすとWAONポイントを付与するというイベントである(関連記事12)。2017年度は「モールウォーキングの実施を15の地域に展開した」(服部氏)という。

イオンモールに設置するタッチポイント。展示ブースで披露した
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 モールウォーキングの前後には健康測定会を実施し、運動機能や血糖値などを測定する。測定結果に応じて保健師による健康指導も実施している。ウォーキングを行うことで筋力がどの程度維持できるか、意識がどう変化したかなどを検証しているという。機器を使った測定のほかに食事内容のヒヤリングも行っており、「今後は食事から健康度を測ることも行いたい」と服部氏は述べる。

 そもそも同社がこうした取り組みを行うのは、「生活習慣病の予防モデルを確立するため」(服部氏)である。冬場も屋根があって暖かい環境で歩くことができるモールで、運動習慣を身に付け、健康意識を高めてもらうという狙いがある。

 しかし、「今参加してくれている人の多くは、すでに健康への意識が高まっている」と服部氏は話す。モールウォーキングを通じて健康への知識が蓄えられているため、モールに来ると運動靴に履き替える人も多いという。真に歩くことが必要な「家で留守番をしている人などをいかに動かすかが今後の課題」と服部氏は指摘する。

 そこで今後は、健康リテラシーの向上のために「知識を伝える健康教育を重点的にやっていきたい」と服部氏は意気込む。知識があれば行動変容につながると考え、弘前COIに参加する他の企業と共同で取り組んでいきたいとした。

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