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図1 乗る電動車いすロボット「RODEM」
写真右はテムザック代表取締役CEOの高本陽一氏
 テムザック(本社福岡県宗像市)は、後ろから乗る電動車いす型ロボット「RODEM」を発売した(ニュースリリース)。ベッドやソファーなどからの移乗のしやすさにこだわって開発した。乗り降りの際はシート部が後方斜め下に方向せり出し、後ろからそのシートにまたがる状態で乗り込む。背もたれはなく、前傾して体を前方のシートに預けることができる。「これまでの車いすが“だっこ”なら、RODEMの場合は“おんぶ”される状態」(同社代表取締役の髙本陽一氏)。
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図2 RODEM
またがって乗る。上体を起こすと高い位置に目線がくる
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図3 乗ったままテーブル作業するデモンストレーション
上体が起きているのに加え、RODEM前部がテーブルの下に潜り込むので作業しやすい

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図4 通常の車いすとならんだところ
全高は大きいが幅はほとんど変わらない。
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図5 乗降時にシートを下げたところ
 走行時の座面高は最大で785mmと、乗降時などにシートを最も下げた状態(400mm)に比べて最大で285mm高くなるのも特徴だ。ユーザーの目線の位置が、立っている人の目線に近い位置まで上がることから、コミュニケーションが取りやすくなる他、日常作業もしやすいという。

 RODEMは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ロボット分野の国際研究開発・実証事業」の検証結果を基に基に開発したもの。2014年からデンマークで実証試験を行っており、その成果を基に従来モデルを大幅に改良した(関連記事)。

 「実証実験のユーザーに喜ばれたのが、シートが高くなる点。普通の人(健常者)と同じ目線で会話できるとして高い評価を得た」(同氏)という。そのため、デンマークでの実証試験に基づいてシートの上下動のストロークを150mmほど長くした。その他、ボディー剛性を高めて150kg程度まで積載可能としたという。

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