オムロン執行役員常務で最高技術責任者(CTO)兼技術・知財本部長の宮田喜一郎氏
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 オムロンは、2016年10月4日に開幕する「CEATEC Japan 2016」に先立ち、同月3日に開いた記者説明会において、同社の主力事業である産業領域の技術戦略を明らかにした。先進国および新興国の双方で高まる生産性向上ニーズに対して、知能化ソリューションの充実を図る。

 「これまでのオムロンは『Sensing & Control』の会社だった。今後は人工知能(AI)による『+Think』をコアメッセージとして発信したい」。そう語るのは、オムロン執行役員常務で最高技術責任者(CTO)兼技術・知財本部長の宮田喜一郎氏である。「Sensing」は現場から必要な情報を取り出すこと、「Control」は現場にソリューションを提供することだとすれば、「Think」は蓄積した現場データと人の知見を活用することに相当するという。

「Sensing & Control + Thing」を新たに打ち出す
「Sensing & Control + Thing」を新たに打ち出す
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 しかも、活用の主体が人だけではなく機械、すなわちAIが自律的に判断するのが新しいポイントだ。「この10年ほど、ロボットをはじめとする機械は単純に人を補助するだけのものだった。現在は人と機械の協調が進んでいる。将来的には、人が人にしかできない仕事に専念するために機械が自律的に判断するという、人と機械の融和が進む」(宮田氏)。

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