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病棟内トイレでの転倒を防ぐ離座センサー、ケアコムとTOTO

2017/07/21 09:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 ケアコムは、TOTOと共同開発した入院病棟用トイレ見守り支援システムを「国際モダンホスピタルショウ2017」(2017年7月12~14日、東京ビッグサイト)で披露した。同システムは、ケアコムが提供する「トイレ離座検知システム」とTOTOが提供する「トイレ離座センサー専用ウォシュレット」から成る。2017年2月から提供開始している。

入院病棟用トイレ見守り支援システム
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 かねてトイレでの転倒は安全管理の面から問題視されていた。通常、転倒の危険がある患者に対しては、「看護師がトイレに引率して便座に座らせ、用を足し終えたらナースコールを押してほしいと伝えていた」(ケアコムブース説明員)という。しかし、看護師に遠慮してナースコールを鳴らさずに転倒してしまったり認知症を患う患者はナースコールを押すこと自体を忘れてしまったりといった問題が生じていた。

「トイレ離座検知システム」の可動式ボード
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 そこでケアコムとTOTOは、可動式のボードとウォシュレットをセンサーでモニタリングすることで離座を検知するシステムを開発した。ケアコムが提供するトイレ離座システムは、可動式のボードの動きを検知するもの。ボードは対象患者が便座に座ったときに手元の高さに設置。一人で便座から離れるにはボードを動かさなくてはいけない。ボードの動きをセンサーで検知するとナースコールが鳴るシステムだ。

 TOTOが提供するトイレ離座専用ウォシュレットは、痩せているためボードを動かさずに便座から離れられる患者を対象にしたもの。ウォシュレットに設置した加重センサーで患者の体重を検知し、離座するとナースコールが鳴るという仕組み。

ナースコールは看護師が持ち運ぶPHSにも転送される
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ナースコールはナースステーションなどで供覧できる
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