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診療材料5万点をRFIDで管理、大阪国際がんセンター

小西医療器とサトーヘルスケアがシステムを構築

2018/07/27 15:25
大下 淳一=日経デジタルヘルス
診療材料にRFIDラベルを貼り付け
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 小西医療器とサトーヘルスケアは、医療機関内の診療材料を非接触ICタグ(RFID)で管理するシステムを構築し、「国際モダンホスピタルショウ2018」(2018年7月11~13日、東京ビッグサイト)に出展した。大阪国際がんセンターが、2018年6月下旬に試験導入した。

 医療機関では多数の診療材料をストックし管理する必要があり、例えば手術では平均して1000点ほどの診療材料を用意する。これらの準備や使用記録、在庫管理はこれまで手作業によることが多く、検品や棚卸しの負担も大きかったという。

 今回のシステムでは、使用期限やロット番号の情報を埋め込んだRFIDラベルを診療材料一つひとつに貼り付ける。診療材料の管理を電子化することで、在庫管理の正確性向上や検品・棚卸しの負荷軽減、安全性向上などの効果を見込む。

 大阪国際がんセンターへの導入例では、同センターの診療材料や医薬品などの管理を担う小西医療器が、サトーヘルスケアと協力。常時ストックされる約5万点の手術用診療材料の全品をRFIDで管理するようにした。従来は2名による80分の作業が必要だった手術前検品を、1名による10分の作業で済ませられるといった効果を見込んでいる。

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