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AIで転倒リスク予測、バランス計測と問診票から

富士ゼロックスと横浜市立大学医学部が共同研究

2018/07/27 15:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス
上方の深度センサーで頭の動きを計測
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転倒リスクを予測する
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 富士ゼロックスは、立位時の姿勢やバランスを計測し、問診結果と併せて転倒リスクを予測する技術を「国際モダンホスピタルショウ2018」(2018年7月11~13日、東京ビッグサイト)に出展した。ロコモティブシンドロームの早期発見や転倒骨折の予防を狙うもので、横浜市立大学医学部と共同で研究を進めている。

 姿勢やバランスの計測には、足圧センサーと深度センサーを使う。被験者は「開眼・両足立ち」「閉眼・両足立ち」「開眼・片足立ち」の姿勢をそれぞれ30秒間維持。その間の足裏の圧力を足圧センサーで、頭部の動きを深度センサーでそれぞれ計測する。

 計測結果から、姿勢やバランスの良し悪し、三半規管の機能、下肢筋力などを評価する。例えば、足圧と頭部がどのような軌跡を描いたかに応じて、立位時のバランスの良し悪しが点数化される。

 今後は、問診票の記載内容なども併せて機械学習(AI)で解析し、転倒リスクを高精度に予測できるようにすることを目指す。転倒リスクと認知機能の相関に関する研究も進めるという。

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