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IoTセンサーで見守り、ファイルメーカー

SigfoxネットワークとFileMaker Cloudで構築

2018/07/18 08:00
増田 克善=日経デジタルヘルス
IoTセンサーから送信される室温などをFileMaker Cloud上で管理
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設定したしきい値を超えるとサービス利用者一覧でアラートメッセージを表示
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KCCSモバイルエンジニアリングのSigfoxマルチアダプター(温度センサー、加速度センサー、呼び出し器の3種)
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 ファイルメーカーは、IoT向け通信技術LPWA(Low Power Wide Area)とFileMaker Cloudを活用した在宅介護サービス利用者向けの見守りサービスを「国際モダンホスピタルショウ2018」(2018年7月11~13日、東京ビッグサイト)に参考出品した。室温や加速、呼び出しセンサーを用いて在宅介護者の生活環境を見守り、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の効率化を狙う。

 IoTセンサーには、KCCSモバイルエンジニアリングのSigfoxマルチアダプター「DATA SCOPE」を利用する。12バイトのデータ送信ながら低消費電力で、およそ10km圏内のデータ通信が可能。大量に導入しても維持費用が抑えられる特徴があるという。

 環境系のパラメータとして温度センサー、加速度センサーを実装しており、しきい値をそれぞれ設定することで任意のタイミングで計測値をFileMaker Cloud上のアプリケーションに送信する。ボタンを押すと通知を行うアダプターも用い、訪問看護・介護スタッフを呼び出すこともできる。

 28度以上の室温が長時間続いた場合や、冷蔵庫のドアなどに設置した加速度センサーで一定期間にドア開閉がないことを検知したときなどは、導入する中核病院などにアラートメッセージを送信する。中核病院から介護サービス利用者の担当ケアマネジャーを介して訪問看護・介護ステーション担当者に連絡し、電話や随時訪問対応を支援する。「サービス提供事業所から10km近く離れた利用者への訪問は、人手不足などもあり負担が大きい。IoTセンサーを活用することで、訪問サービスを効率化できると考えている」(ファイルメーカー担当者)としている。

 今後、パイロットユーザーで検証を進めアプリケーションの改善などを行い、サービスモデルを確立していくという。

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