図 Eyeris社が開発した感情認識技術のデモ。同社CEOのMadar Alaoui氏が実演した
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 「運転者の感情を認識できれば、運転をより安全なものにできる」——。こう語るのは、顔認識技術を開発する米ベンチャーのEyeris社CEO(最高経営責任者)のMadar Alaoui氏だ。

 同氏は米NVIDIA社のGPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC) 2016」で講演し、“感情認識”をクルマに適用するアイデアを披露した。

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、米国における事故の80%が運転者の不注意や怒りの感情によって引き起こされているという。運転者の視線や眠気などの状態を検知する技術の研究は進んでいるが、「我々は怒りを始めとする感情を検知することに着目した」(Alaoui氏)。

 例えば、運転者の怒りを検知したら「シートベルトをしっかり閉めたり、ブレーキの反応応答性を高めたりするようにして、事故の被害を低減するようにできる」(同氏)と主張した。

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