「Open-Channel SSD」をご存知でしょうか。今後10年間のストレージ業界の動向を占う上で、知らないわけにはいかないキーワードです。それはなぜか。フラッシュメモリーだけで構成したストレージ装置「オールフラッシュアレー」を劇的に安価にし、普及を促す「起爆剤」になり得るからです。

 厳密に言えば、Open-Channel SSDは現行の高価なオールフラッシュアレーとまったく同じものを実現するのではありません。イメージとしては、性能は「7割」に留まるものの、価格は「5割」と安い「廉価版オールフラッシュアレー」を生み出す可能性があります。筆者は、既存の主流製品の7割程度の機能、あるいは性能しか備えていないものでも、価格が半額であれば市場を席巻すると考えています。コンピューター業界やストレージ業界に長らく身を置いてきた筆者は、実際にそういった瞬間を何度か目にしてきました。例えば「UNIXサーバーに対するIAサーバー」はその代表例だと言えるでしょう。こうした現象を、筆者は「7割・5割の法則」と呼んでいます。Open-Channel SSDは、まさにこの法則に当てはまると考えており、ストレージ市場の主流になると予測しています。

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